備忘録

レポ、感想はニュアンスで書いています。間違っていることもあります。

ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学vs不動峰@愛知

1階下手側前通路

物販はパンフしか買わなかった。おみくじは大石。

入場列長くなかったし、ロビー狭めなのにそんなに窮屈な感じしないし、10分前に着席してもまだまだ空席あった。1階の半分埋まってるかどうかってレベル。

 

前アナは手塚。素の声は特徴無い感じだった。手塚の声で「ひつまぶしを食べたい」「ひつまぶしとうな茶はどう違うのか」とか言ってた。

テニミュはOPにすぐ歌い始めるイメージだったから、ダンスのみから入る感じ新鮮だった。メロディが1st2nd曲のメドレーっぽくなってた。最初のリョーマの噂をしてる声の中に過去キャスがいるって聞いてたけどいまいち聞き取れなかった。一慶さんはたぶんわかった。流司さんはほんとにいた?

リョーマが青学に来るとことか、リョーマのレギュラー戦とかは回想でけっこうはしょられてた。そしてそこでちょいちょい来る海堂のトレーニング。前通路だったから目の前通ってったよ。

やっぱ男はダブルスでしょ!は結構安心して見れた。リョーマは座長なだけあって比較的安定してたし、桃ちゃんは若干声が高く感じるけど歌には安定感あった。ただ、あれ初見の人にはなんで「男はダブルスでしょ」になったのか伝わりにくそうだなーって思った。

これが青学レギュラー陣なのだは好きな曲だから残ってて良かった。不二先輩歌いだしが小さくなりがちだからがんばってほしい。

練習のパネル、どうやって倒してたんだろ。トリオが触ってる感じなかったし、紐を引くとかそういう動きも見られなかった。まさか遠隔操作でパネルが動くハイテク装置なのか…!?

負けず嫌いのとこ(たぶん曲名変わるだろうけど)でずいぶんと映像を駆使していた。それ映像じゃなくてもいいでしょってレベルで駆使してた。

不動峰戦の最初のダブルス2戦はかなりはしょられてる感あった。ていうかやっぱり不二先輩でかいな…ゴールデンペアの曲はなんとなく菊丸のほうが支えてる感じあって(れおくんが舞台慣れしてるから?)、大石にも頑張ってほしいところ。ベンチワークでも思ったけどまだこの大石は包容力が弱いかなあって。

不動峰の校歌はずいぶん変わってた。けどダンスは相変わらず這い上がるダンスだった。

生写真は当たらなかった。1列に3,4人当たってたかな。17列までしか出てなかったからそこまでしかお客さんいなかったんだと思う。

 ザ・レギュラーから2幕始まったけど歌詞ちょっと変わってた。不動峰も歌ってたし。

神尾の曲はとにかくリズムリズム言ってた。あとじゃかじゃかずっじゃーん(?)。あれ歌いにくそう。海堂の曲はいまいち覚えてない。途中で腰振るダンスがあって、「海堂はそんなことしない!!!!」ってずっと頭の中で言っててあんまり覚えてない。

リョーマと伊武の対決はちょっと長めにとってもらえてたね、さすが主人公。なんとなく、古田くんはおごたんのリョーマの影響を受けてるんだろうなあって感じ。おごたんも最初は思いっきりるきの影響受けてる感じだったのが最終的に小越リョーマになったから、古田君も自分なりのリョーマになってほしいところ。この対決のときの曲あんまり覚えてないや。またスポット連呼する系だった気がする。

高架下のシーンは演出すごかった。映像めっちゃ使うし、台が動くし。動きながらラリーするし。あの台どうやって動いてたんだろ。あの会場には舞台に回転装置なんて無いし、そもそも台の動き方が回転装置のそれとは違った。後ろにだれかいて動かしてるのかとおもったけど一切人影は見えなかった。考えられるのは、台の中に人がいて動かしてる?リョーマはぶれずに台の上で動けてたけど、手塚が直立不動の姿勢で台が動いたときちょっとよろけてた。お前は青学の柱になれって3回くらい言ってた。

最後はチャレンジだったかな。

座長挨拶は「テニミュ3rdシーズン、そして古田一紀、愛知初上陸です」「味噌煮込みうどんというものを誰かと行って食べてみたいと思います」(後ろで手塚と不二が「俺と?」みたいな感じで自分を指さして、お互いに「俺だよ」と言い合ってそうな感じでわちゃわちゃしてた)「このカンパニーは、来てくださるお客様に楽しんでいただけるよう、今できる全力でがんばってます」。たぶんガラガラの客席観て、とにかく今いるお客さんだけでも残ってほしいんだろうなあって。

アンコールでウェーブするんだけど、初日だからみんなよくわかってないし、人数少ないしちょっと寂しかった。特に縦ウェーブとか。ちょうど前に不二先輩いたからじーっと見てたらちょっと驚いたように目を見開いてくれた(気がする)。途中であれっと思ったらジャンハイに変わってて、そこから客席降りだった。前通路だしお客さん少ないしでめっちゃキャスト通ってほぼみんなハイタッチしてくれた。不二先輩は手出してくれてハイタッチしようとしたらひっこめられた。その後後ろの方気にしてたから誰か探してた?リョーマは横通路に行っちゃってハイタッチできなかった。ちらっと舞台見たらたぶん南次郎とトリオくらいしかいなかった。

後アナは菊丸とタカさん。菊丸がブラックだった。タカさん普通に挨拶する→菊丸がラケット渡す→バーニング→ラケットとる→しばらくやりとりしてまた渡す→タカさん(バーニング)「あ!」菊丸「ほい(ラケットとる)」タカさん「り…」菊丸「ほい(渡す)」タカさん「が!」(以下交互に)

お見送りは菊丸と大石と森と内村と、あとカツオだったかカチローだったかがいた。てっきり全員いるのかと思ったらそれだけだったから拍子抜けしちゃった。

全体的に歌はまだがんばれーって感じだったかな。めっちゃうまい!って人はいなかった。ダンスとかラリーの動きも、まだ伸びそうで楽しみ。滑舌は青学レギュラー陣は比較的大丈夫そうだった。不動峰は不安な人もいたかな。一番気になったのがカチロー。ちょっと聞き取るのに苦労するレベルだった。まだ若い子みたいだしこれからがんばってほしいな。台詞多い人ほど滑舌よかったから、これまでの公演で慣れてきたんだろうなあ。

前回観た公演が全国立海っていう一番緊張感あってストーリーとしても深いやつだったから、ってのもあると思うけど今回の公演は全体的に薄っぺらい気がした。まあ不動峰戦はすでに両校とも都大会出場が決まってるからそんなに勝ちにこだわる必要はないんだけど、けど。全体的に話の流れがダイジェストのように要点だけをつまんでるから、それぞれのキャラクターがなにを感じて棄権したのか、大技にこだわったのか、怪我をしてでも戦いつづけたのか伝わってこなかった。

れおくんのアクロバットはすごかった。氷帝までいけば岳人が出てくるわけだけど岳人がれおくん以上のアクロバットできるかどうか難しそうなくらいすごかった。

伊武のキャラ付けがちょっと謎だった。健人くん的には、ぼやき以外は好青年の皮をかぶってるというイメージなのかな?それか私の中に「健人=中浦ジュリアン」があるせいでそう見えるだけなのかしら…少なくともアンコールの伊武は好青年だった。てか前々から思ってたんだけど健人っていでたくに似てる気がするの。同意をもらったことはないからあくまで気がするレベルなんだけど。

まだ推しは決まってないけど、あえて言うなら神里くんかな。ちょっとでかさに驚きはするけど、でかい不二は過去にもいたし。動きが不二先輩だった。あの人私よりもしなやかな女性的な動きうまいと思う。

不動峰だし、初演だしそんなに複数行かなくてもいいだろうって思ってたけど、今回の観てもう一回行きたいなと感じた。でもそれは公演が面白かったってのもあるけどむしろ、客席がガラガラすぎてかわいそうになったからってほうが理由としてある。純粋に2回観に行くほど面白いかと言われるとうーん…だけど、このまま終わってほしくないなって気持ちがあるから、がんばってもらうためにも客席は埋めてあげたい。しかし残念ながら愛知公演の間はもうすでに予定が入っているので行けないという。まあ、行こうか迷っている人がいればおすすめしようと思う。