備忘録

観劇した舞台やイベントなどの感想をメモしていきます。

*pnish* vol.14 舞台版『魔王 JUVENILE REMIX』@東京

上手側ブロック角席

お花の中に健太郎と孝次郎から槿宛になってるのあった。ファンからでも仕込みでもいいけどいい発想。

 

アイアは前々から悪い噂ばかり聞いていたけどその通りだった。トイレは仮設トイレみたいだし劇場の椅子は野球場の椅子みたいだった。今回は2時間休憩なしで、後半はちょっとおしり痛くなった。途中で外の演説が聞こえてきたのはもう最悪。

横も前も通路で、前に柵とかないからちょっと緊張した。目の前をキャストが駆け抜ける度に「私が足出したら転ぶんだろうなあ」とか考えてた。後ろの席が外国人の方で、観劇マナーとか大丈夫か心配だったけど全然問題なかった。あの複雑な物語も聞き取って理解しているようですごい。

スタッフさんが腕にグラスホッパーの腕章つけてて、漫画であった「この会場はグラスホッパーのみなさんによって警備されています」的な感じあった。携帯のフラッシュについてスタッフさんが呼びかけてた。

ずっとBGM流れてたんだけど、時間になったらBGMが変わって、後ろから緒方とスズメバチが会場を見回る感じで降りてきて、再度フラッシュについて説明してた。途中で通路の交差点(ちょうど私のななめ目の前)で立ち止まるから凝視していいのかちょっと戸惑った。やがて辰美も現れて、会場が暗くなる。

犬養が「蝋燭に灯を灯せ」と言うから客席がごそごそとフラッシュをつけ始める。間違えて写真とっちゃう音も聞こえてきた。私は漫画みたいに高く掲げようとしちゃって、ああここは劇場だから邪魔になってしまうとすぐに肩の高さに戻した。犬養の「蝋燭はもう消してくれ」で電源を切る。この流れ、自分が決起集会に参加しているという高揚感と携帯を操作するのに気を取られて犬養の話いまいち入ってこなかった。これじゃあ群衆だね。「目を覚ませ、私を信用するな。考えろ」は覚えてるよ。だってこれは本来犬養の言葉ではない。

突然バン!という音とともに目の前の緒方(グラスホッパーの3人はずっと客席通路で犬養を観ている)がビクン!と動いて「そこをどけーーー!」と叫んでビビった。スズメバチと辰美が緒方に駆け寄る。Ry☆くん間近で見るとちっちゃいかわいい。見ると後方から安藤がふらふらしながら犬養に近づいていく。「眼にて云ふ」の詩を読みながら近づき、台を上る(このあたりから緒方とスズメバチのせいで安藤見えなくなったつらい)。腹話術をかける…!ってとこで倒れる(たぶんね。観えてないから想像)。

倒れた安藤の横を通り抜ける犬養。舞台上へ向かうグラスホッパー3人。4人が一列に並んでポーズを決め、かっこいいインストが流れて暗転。突然音楽が止まって舞台上には潤也とアンダーソン。

潤也がじゃんけんで負けないこととか、安藤がなぜ死んだのかについて2人で話す。早口。途中でどっちかが台詞のタイミング間違えてかぶってた。ここで気づいたけどこの人たちマイク使ってない。たぶん。だから動きに効果音とか無いしBGMも少ない。この舞台見て「ずっと同じテンションで続いてて山場がわからない」って人いたけど、千葉さんに言わせればたぶんミュージックが無いからじゃないかな。アンダーソンはアンダーソングループだからじゃなくてアメリカ人だから虐げられてた。ここら辺小説設定ね。安藤は人種に関わらず友達であることを重要視してくれたから信用できる。情報屋にとって信用できることが大事。潤也は、犬養があんなにかつての敵を受け入れるのも実は何も考えていなくて流れに身を任せているからじゃないかと言い出す。

突然暗転して爆音が流れ、また突然音が止まって違う場面。伊坂さんと言えばあちこちで物語が進んでいく手法だからこうやって場面転換を表現したのかなって。最初は慣れずに戸惑った。場面転換多いからあんまり流れ覚えてないや。たしかまず犬養が辰美に「お前はただの、イカれた豚だ」って言うあれ。辰美が実は昔対立相手だったんですよーって。再び転換して潤也たち。蝉の話になる。裏の世界だからと教えたがらないアンダーソン。「じゃんけんで5連勝できたら教える」と言い出すアンダーソン。それは潤也くんが言い出すものじゃないんですか。

転換して蝉と安藤の対決。うさ耳パーカーきゃわきゃわ。パーカーとったらポニテじゃなくてモヒカンだったから驚き。おかげでちょっとかわいさ<かっこよさになっててたかな。安藤が腹話術かけて逃げる。この時蝉が「ガメラが*@qrの回転数すごすぎ―――!!」ってなってて???と感じた。これは後で萌え要件になります。命乞いするへたれ安藤すごく安藤だった。しびれを切らした蝉がついにーーってとこで動き止まる。この時着信音くらい流して欲しかった。そしてあの「死んでるみたいに生きたくない」のやりとり。以降、安藤は体操座りでしばらく舞台上にいます。この体操座りが、大須賀さんも言ってたけど超安藤。

転換して岩西事務所。スズメバチへの依頼をしようとする電話に対し「あいつはもういない!」と言う岩西。煙草を出すけど火が見つからなくてあきらめる岩西。そこへ潤也がやってくる。ジャッククリスピンが言えない潤也かわいい。そこから岩西によるジャッククリスピン名言集。潤也の「深いっすね」に満足げな岩西。「こんにちははじめましてお邪魔します」がめっちゃ潤也だった。蝉が出てきてなんやかんやあってロシアンルーレットやろうぜと。そこで羽交い絞めにされた岩西の動きがめっちゃ面白かった。一方、潤也は兄貴との回想をする。そして決意をして、蝉がそれに乗る。「ごめん。蝉さん、死んでくれ」のとこ池ぴーは多分真顔でやってたけど個人的には笑顔であれ言う潤也くんの壊れ具合が最高なので笑顔でいってくださいお願いします。

ここで岩西が潤也の確率能力に目をつけてコイントスするんだけど、几帳面すぎて失敗して落として足でやるっていうあの動きコミカルで漫画チックで最高。能力を試してみよう、となる。

安藤のもとに犬養がやってくる。展望台のシーン。「対決すれば、世界は変わる」「一緒に世界を変えよう」と語るが安藤は洪水は止めると言う。犬養が「目を覚ませ、私を信じるな」を「名台詞だ」って言ったのはカチンときた。犬養に「クラレッタのスカートを直す」と言わせ、これが宣戦布告だと言う。覚悟を決めた安藤よかた。

岩西が槿に、潤也の能力を検証してほしいと頼む。ここは漫画読んでると違和感だと思う。岩西と槿につながりがあるし槿が業界最高峰の殺し屋ってなってるし槿の能力が不明(ターゲットが自然死したり自殺したり)。

ここら辺からほんと流れわからないから覚えてるとこだけばらばらに書いてく。

辰美が緒方を唆すシーン。台詞が漫画版と逆転してた。「革命が終わったらジャンヌ・ダルクはもういらない」「ジャンヌ・ダルクは民衆によって処刑される」とかの言葉がすごく印象的だった。そしてラサールさんやはり別格。一緒に観に行った友人が「辰美が一番強そうだった」って言ってたし。

業界最高峰の殺し屋について話す岩西と蝉。「俺は!まだ!発展途上なんだよっ…」「『蝉さん』って呼ばなきゃお前の依頼なんてぜってー受けてやんねー!」とかもう蝉かわいすぎ死ぬ。それを見てる岩西がまた保護者感あって素敵。この後、馬鹿にしたように蝉さ~んって言われて「俺お前のことキライ」「超キライ。キライすぎ。」ってのももう!!!!

槿が「本当に強いのは自然の力だ」って言うの、漫画だと自然の力を持っているのは健太郎と孝次郎だったから気にしなかったけど、舞台の設定でこれいうと皮肉っぽいなあって思った。けど後からパンフの対談読んで納得した。槿は自分の力の使い道すら運命と考えてる。この物語運命論信者多いな。潤也の能力がわかった後に競馬で金稼ぎ。そのとき照明があたってないところでアンダーソンがスズメバチに捕まえられて殴られ爪をはがされてた。早く潤也くん気づいてあげて。ここの岩西と蝉もすっげーかわいかった。チッチッチッチッとか。

送られてきた爪と写真をみた潤也がスズメバチにとらえられて犬養のもとへ。いつ安藤が乗り移って「巨乳大好き」って言い出してくれるか待ってたんだけど乗り移らなかった。潤也くんとしての言葉で言ってた。「それだけで罪だ!」の蹴りとか「運命はまだあんたを選んじゃいない」の台詞とかね、あそこは燃えるとこが多かった。

犬養の街頭演説シーン、緒方と辰美は客席通路から犬養を見てた。あれまた後ろの人見えなくなってるだろうなぁ。犬養が死んでないことに動揺する辰美を襲うスズメバチ。安藤を殺そうとした緒方の殺しを請け負った蝉が緒方のもとへ。そこに犬養の仇をとろうとするスズメバチも。2人で獲物を取り合う。このときの掛け合いがすごく好き。蝉はスズメバチのことスズメって呼ぶの。金のために仕事として殺す蝉と、忠誠心から犬養に奉仕するスズメバチ。犬養を貶されてカチンときたスズメバチが岩西のこと貶すと、蝉は否定も肯定もしないの。ツンデレきゃわきゃわ。

アンダーソンにお金を渡す潤也。もうこの時の潤也はお金を力と思ってるんだろうな。ここでアンダーソンから見た犬養の思惑を語る。ここで「悲しいですけど、生きているとこういうこともありますよね」って言って欲しかったな。ここで思ったけどアンダーソンも流されてない一人だよね。ただ、洪水の激しさのあまり立ち尽くすことはできなくて避難してる感じ?

鉄パイプを持った緒方と蝉が通路から登場。目の前で蝉がナイフぶんってふるから思わず仰け反った。緒方に攻撃しつつも応戦し合うスズメバチと蝉。あのアクションシーンいいよ。ただ、理想を言えばもっとうさ耳ぶんぶんしてほしかった。2人同時に緒方を刺し殺してた。スズメバチはまたどこかへ向かう。そこで蝉に電話が来て、どこかへ向かう。

潤也を襲おうとするスズメバチ、の背後から蝉が刺して殺す。これが依頼の内だったのかアフターケアなのかよくわかんなかった。たぶんアフターケア。「胸に穴が空いたくらいでガタガタ言うな」潤也くんいい感じに壊れてる。

ここで潤也くんによる語り。そういえばこの物語、ストーリーテラー的なのがいない。個人的には欲しいな。そしてできれば千葉さんがいいな。千葉さんがそれぞれの登場人物の調査をしている感じで。

安藤と潤也が並んで座ってるシーンはもう涙出そうだった。安藤兄弟尊い。潤也が「犬養への熱狂を忘れて、考えろ」って言うのは明らかに兄の影響を受けてるよね。「少なくとも、俺たち2人の世界は間違ってないよね?」ってすがるように潤也が言うんだけど、安藤は何も答えずに立ち去ってしまう。これは間違ってるということなのだろうか。それとも、安藤は潤也の姿に安心して何も言わなかったのだろうか。

犬養の演説を見ながら、潤也が手を上げると轟音が鳴り響いて暗転。アイアだから音のおかげで揺れが再現出来てしまっていたのが皮肉。この終わり方、たぶん原作読んでない人には伝わらないだろうなあ。

カテコではまずpnishさんが挨拶。土屋さん「同士諸君!Twitterでの感想は#魔王JRだ!」森山さん「本当に強いのは、自然の力だ」一同爆笑。ゲストもそろって挨拶してはけ。この時の池ぴーがすごいぼーっとしててかわいかった。君主役だけどそんなんで大丈夫?ってくらい。

カテコ2回目でラサールさんが挨拶。佐野さんがしょっぱなで噛んだ話を持ち出す。落ち込む佐野さん、慰める細見さん、励ます森山さん、「僕が言わせたんじゃないです;;」って感じで焦る影山くん。みんなキャラのまんまの反応でかわいかった。一番の萌え要因かもしれない。ちなみに池ぴーはまだぼーっとしてた。

すっげー長くなったけどやっと終わり。また神戸公演も観に行くからその時補足とかまとめとかまた書こうと思う。