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備忘録

観劇した舞台やイベントなどの感想をメモしていきます。

2.5次元界隈におけるうちわについて

うちわやサイリウムの持ち込みOKな舞台が増えてるなあって思う今日この頃。るひま年末舞台がうちわOKだって知ったときは大爆笑してたのに、今は当たり前のように流せるようになった。

2.5界隈…刀ミュとかあんステとかでは応援グッズとしてうちわを持ってくることが通例になってるし、数が増えるにつれていろいろ問題が起きてるみたい。

自分はうちわを作らないタイプのオタクだから、光物がどうとかサイズがどうとかみたいな論争はあんまり気にしないでいたんだけど、公式絵のことだけずっと引っかかってる。

さっきも言ったようにうちわ文化に疎いから暗黙のルールを知らないんだけど、公式絵を利用することは禁止されているの?

あんステの話になるけど、舞台公式のQ&Aにはサイズとか装飾については言及されている。けど公式絵の利用については言及なし。
原作公式のガイドラインには著作権について書いてある。けれど「私的な用途に限って当社ゲームのコンテンツを利用されることなど、著作権法の認める自由利用の範疇につきましても、利用についての連絡は不要です*1」という話になっている。

ゲーム内の公式絵を印刷してうちわに貼るのは多分「複製権」と「翻案権」に関わるのかな?私も著作権法はかじった程度の知識で詳しくないけれど。
このどちらの権利も、私的利用のときには問題にならないんだよね。

で、ここで問題が。うちわって、私的な用途?

自分の家で使ううちわに公式絵を貼り付けるのはなんら問題がない。法律で家庭内の利用は「私的」な用途に含まれてた。
じゃあ友達数人と集まって鑑賞会をするときに公式絵うちわを使うのは?これは「友人」が家族と同程度の存在と解釈できるなら問題ない。あまり広い範囲の友人になると舞台と同じ扱いになりそうだけど。

じゃあ、舞台の場に持って行って使うってなったら?私的な用途?

自分だけが使うって意味で考えれば私的な用途に含まれるような気がする。ただ法律では私的利用のことを「自分自身や家族など限られた範囲内で利用するため」っていう表現で使ってるから非常に難しい。これが家庭内でのみOKってことだったら応援グッズとしてのうちわアウトなんだよね。

かと言って「じゃあ公式絵うちわはアウトだ!」みたいな短絡的な思考になるのも嫌なんだよね~。個人的にはみんなもっと論争して著作権に関心を持ってもらいたい。無断転載はダメ!が一般常識としてネット上に広まったように、こっちもどんどん盛り上げて(?)いけばネットリテラシーもオタクのリテラシーも良くなる。はず。

 

明確な結論なんて出せないから私の個人的な考えだけ言うと、著作権親告罪(著作権者が訴えなければ罪にならない)だから、あんスタ公式の今までのスタンスを見ている感じだと、うちわに公式絵を利用することは見過ごされると思う。というかあんステ第一弾が終わって第二弾のQ&Aに注意書きがない時点で見過ごされている。

だから、潔癖に生きたい人とか不安な人は公式絵を使わなければいいし、使う人は「これはグレーゾーンかな」という意識を持って、禁止されたらすぐやめればいいんじゃないかなと思う。あくまであんステの場合は。他の舞台はそれぞれの公式アナウンスとか見て。

 

マナーを守って楽しく観劇!

追記(1月26日)

 あんステに関してはお問合せしてくれた方がいました。

 とのことで、あんステに関しては「不特定多数の誰かに譲渡したり販売せず、あんステで使うのであれば問題ない」そうです!
※他の舞台に関しては公式から明言されるまであくまでグレーゾーンである可能性を考えておくといいと思います。念のため。

 

知らない間にいろんな方がこの記事を読んでくださったようで、Twitterで言及されているのをいくつか見ました。それに対して少々雑感を。

「みんなもっと論争して」という書き方が悪かったんですけど、別に喧嘩したいわけではないですし今回みたいに公式がはっきり答えてくれるならそれに越したことはありません。ただ、そもそもこの記事を書いたのは「うちわに公式絵を使うのは著作権違反!」(意訳)「営利目的じゃないから大丈夫!」(意訳)みたいな断定した意見を目にして、必ずしもそう言い切れる問題じゃないよなーって思ったってのがあるんです。
断定した意見同士って平行線にしかならないから、お互い相手の意見を聞く姿勢をとって落としどころを見つけられればいいなーってことで「論争して」と書いたわけです。

じゃあ最初から問い合わせして公式の答え聞いたほうが争わないしいいじゃん?ってなると、それもどうかなーって。

思考停止して公式の答えを待たなければ動けないようじゃこの先いけないと思うんですよ。舞台はひとつじゃないし公式もひとつじゃないから。
特に著作権って親告罪って性質からして、学ぼうと思わなければ何が白で何が黒かすらわからない人が多いですし。実際それで無断転載が横行しているわけですし。

極端な話しますね。
怪我をしたらきっと人体の仕組みを少しは調べる。人体の仕組みを知っていれば、何も知らなかった時より適切な応急処置を行える。
同じように、著作権だとか舞台マナーとかについて論争していくうちに、そういう知識を学んでいけば、他の舞台で似た状況に遭遇したときせめて白か黒かくらいはわかると思うんです。

意味のないルールやマナーはないので、頭ごなしに決めつけず考えると良いと思います!でもお問い合わせで答えが出るなら正直そっちの方が楽だから、自分の首を絞めない適度にお問い合わせ術も使っていきます。

マナーを守って楽しく観劇!