備忘録

レポ、感想はニュアンスで書いています。間違っていることもあります。

舞台『弱虫ペダル』 IRREGULAR~2つの頂上~@名古屋 10/10

1階後方センター

11:20頃に会場来たら大量に列ができていた。ガチャ列とチケット無しグッズ列だった。係の人に聞いたら会場内にも物販あるらしいのでとりあえず入場した。入場列はもうなかった。

 グッズ列とその横に小さくパンフとトレカだけ買えるとこがあった。会場の奥にはトレカ交換用スペースもあった。グッズ列のほうは2階まで伸びてて、11:30頃に並び始めて45分くらいに買えた。パンフと箱学アームリフレクターと前回のパンフ買った。物販の人に総北とか箱学とか言っても通じなくて「青のリフレクターですね」って言われた。トイレもめっちゃ並んでた。

会場入ってすぐのとこに席の移動について掲示してあって、1階後方列センターブロックがごそっと1列ずつ前に移動するよう書いてあった。「本日の夜公演以降の名古屋公演チケットお席指定で買えます」って掲示もあって、意外と席余ってるのかな?って感じ。実際に座席行くと席番号が1列ずらしたものを上から貼ってあって、その表示の通りに座れば問題なかった。でもスタッフさん曰くあちこちで席間違いが多発してたみたい。

最初は東堂と巻島の登場。お辞儀からスタート。IH1日目の山岳賞争いからいままであったことをダイジェスト風に説明を含みつつレース形式でやる。3日目のみんなが脱落していくとこも当然やるんだけど、TWのことを思い出してこんな序盤でうるっと来てた。クライマーのゴールは、勝者が空を仰ぎ見、敗者が恨めしそうに地面に伏す。

東堂と巻島が出会う前、2人が何をしていたのか。まずは東堂の温泉旅館。ここで総北勢が後ろで生着替えしてる。箱根温泉に遊びにきた家族。父(小越)・母(章平)・子供(もっくん鳥ちゃん郷本)。子供3人が超はっちゃける。ていうかふざけまくる。初期キャストの遊び具合半端ない。突然現れるカモ(滝川)。それを撃って夕食にしようとする旅館の主人(たぶん安里)。弾をはじきかえすカモ。ちょっと意味がわからない。

東堂は温泉旅館の息子で、お洒落大好き。髪型が崩れるから部活はしない。愛用のママチャリは漕ぐとキイキイ鳴る。けれど東堂のロスのない漕ぎ方なら静かに速く走れる。友人の糸川修作のスポーツウェアを選んであげるために一緒に自転車で出かける。でも途中でロードバイクに乗ってる糸川を抜く東堂。糸川はあえて山道に入り、競争を挑む。その競争の最中、東堂は「前髪が邪魔だ!」と思う。お洒落のために伸ばした前髪を邪魔だと思うなんて…と東堂。

糸川に誘われてヒルクライム中学生の部に参加。ただしお洒落着でママチャリ装備。前髪を邪魔だとおもうなんて…とモノローグしてると周りから「切ればいいじゃん!」とツッコミを浴びて「これモノローグだから!」ヘルメットも髪型が崩れるからふわっとしかしない。高校生の部に出てる箱学にアピールしようとする今井、気にしない福富。箱学のマネージャーの南ちゃんのキスが山岳賞のご褒美らしい。女装したキャストが何人か出てきて今井にキスしようとするけど今井「汚い!!!」南ちゃんのキスが欲しい糸川も山岳賞を狙う。

山岳賞目指して走る糸川と東堂。走りながら糸川がロードレースについて話す。「チームの中でも優勝するのは1人だ」「たとえ自分がリタイアしていても、仲間がゴールしたらまるで自分のことのように喜ぶ」「だからロードレースにおいてもし仲間にトラブルが起こったら…」そこで足をつり止まる糸川。東堂は戻って駆け寄り、一緒にリタイアしようとする。「仲間がトラブルに見舞われたら、見捨てるんだ。そして、リタイアした仲間の思いも背負ってゴールを目指すんだ」と糸川が押し切る。糸川は自分のロードバイクを渡して東堂を先に行かせる。TWでも思ったけどわたしこういうやりとりに弱いわ。

どんどん抜いていく東堂。福富も、先行していたその先輩達をも抜かしてゴール。レース後に糸川が松葉杖をついているので心配するが足をつっただけだった。で、その松葉杖が直立するの。面白い。表彰式があるけど、汗でお洒落着がボロボロだしヘルメットで髪型も崩れてる…と東堂。そこで、糸川が持っているカチューシャに気づく。それは南ちゃんので、チューが欲しいと言えなくてカチューシャくださいと言ったから。奪い取って飾りをとってはめる東堂。東堂のカチューシャの由来ここなのね。すでに会場で噂になっていて喜ぶ東堂。

東堂、福富が箱学に入学したころ、遠く離れた千葉では…総北の女子高生(小越もっくん鳥ちゃん)がきゃぴきゃぴ話してる。「オノコ!」「泉子!」と呼ぶ中で「鳴子!」とそのままな鳴子。ついでに「声汚いわよ」と言われる鳴子。ここは泉子と鳴子のやりとりがめっちゃ面白かった。突然下手側観客席を指さして、「あそこの子も新入生かな?」その先には制服の巻島。「は~るの~うら~ら~の~」と口ずさみながら通路を歩く巻島。途中でちょいちょい客席に話しかけてた。舞台に上がって、浮かれモード全開。するとおどろおどろしい音楽とともに数人が巻島を取り囲む。何かと思ったら、「にこぉ…」と言いながら怖い笑顔を披露する巻島。それを見てオノコ「私にはわかる!あれは孤独に生きてきた人の気持ち悪い笑いよ!」今までは孤独だったけど自転車競技部に入れば孤独じゃなくなる。だって自転車は自由だから!と巻島。制服をひっぱって早着替え!

自転車競技部に入ったけど、ダンシングを笑われて直すように言われる。金城と田所も入部してくる。このころの金城は黒ぶち眼鏡でおとなしくて真面目な感じ。田所はやたらと金城につっかかる感じ。ちなみに金城はみんなのこと君付けで呼んでた。練習が始まっても金城の強さにばかり先輩達は気にかけて、田所のやる気を評価して、巻島のことは遅いし上りのフォームが全然直らない奴だと評価していた。練習のときピエール先生が車出してくれるんだけど、それがもっくん。お腹になんか入れて「ボンボンボン」とゆさゆさ歩きながら出てくる。つらつらと話そうとするけど寒咲に止められる。

あるヒルクライムレースで、寒咲キャプテンが1年生3人を出場させることにした。みんな巻島が出ることを疑問に思ってた。けれど、金城と寒咲は巻島が隠れて努力しているのではと感づいていた。寒咲に本音で走れと言われ、レースでは先輩達を抜かして序盤から飛び出す。驚いてついてくる金城田所。3人でわちゃわちゃしてるうちにお互いの呼び方が変わってた。そして自分流のダンシングで見事ゴール。

そんな2人が出会うのは、高校2年のレース。東堂のことが噂になっている。たしかここでかな、東堂「なんだか観客達が『美形!』と言いたそうだぞ?俺が『東堂と言えば?』と言ったら『美形!』と言いたそうだぞ?いや!言うぞ!」と突然のコーレス要求。戸惑いながらも乗る観客席。満足げな東堂。東堂さんが楽しそうなのでなんでもいいです。そのとき、後ろから来た巻島とぶつかる。東堂に貶された巻島は「カチューシャ!…かっこわりぃ!」それに対して東堂「なんだその髪!虫か!タマムシか!」巻島「蜘蛛だよ!」レースで競い合うも最終的に巻島がゴール。お互いにもう二度と会いたくないと思ってたら次のレースでまた遭遇。「タマムシ!」「カチューシャ!」と罵りあい、今度は東堂が勝つ。その次のレース後、東堂が巻島の走り方を真似しようとするけど面白いことにしかならない。そうやって競い合ううちに「巻ちゃん」「尽八」と呼び名が変わってく。そして2年IHの山岳賞目前で、巻島パンクのシーン。「これは勝利にカウントしないからな!俺たちの決着は、来年だ!」

ここら辺で突然、セミ(小越郷本滝川)がやってくる。ミンミン(滝川)、ジージー(郷本)と鳴く2人に対して、夏の終わりまでまだ鳴けないツクツクボウシ(小越)。突然苦しむミンミン。夏が早いから早く羽化してしまい、寿命がつきそう。ジージーも苦しみだし、2匹とも倒れる。「先輩!先輩!」と呼びかけるツクツク。「先輩!先輩ボウシ!!…先輩ボウシ?ツクツクボウシ!!先輩!僕鳴けました!後は僕に任せてください!!」ツクツクが去ったのを見てから立ち上がる2匹「世話の焼ける後輩だぜ…」「俺たちも年取ったな」「お互い長生きしようぜ」

電話でお互いにクライマーの後輩が入ったことを嬉しそうに話す東堂と巻島。これでIHではこころおきなく対決できるな!しかし当日、小野田の落車で巻島は飛び出すことができない。黒田「何!?追い上げている選手がいる!?まさか?まさか!!!」と言いながらゼッケンを隣に立つ福富に渡そうとする。「まさか!」と言いながらやっとゼッケンを受け取って、隣にまわしていく福富。全員がゼッケンをつけて下手から小野田登場。黒田「あと99人!」福富「あと88人!」とだんだん抜かしていく小野田。最後に御堂筋(桝井)を抜いて追いつき、巻島が東堂に追いつく。たしかこのくだりで2人のデュエットあったかな。

IH3日目、まさか自分たちではなく後輩2人がゴールを争っているとはな…と感慨深そうに話す2人。小野田がゴールして、やがて会場が片づけられていく。そんな中で東堂に話しかける小野田。ボトルを返したいから真波はどこにいるかと尋ねる。そのやりとりを見ていた黒田に真波を呼ぶよう伝える東堂。3人がはけるとなぜかそこにカマキリ(郷本)がいる。なんで???水田が現れて、京伏が勝てなかったことを嘆く。ふと小野田と真波のやりとりを目にした水田は、2人が八百長をしたのではないかと疑う。しかし残された真波の悔しそうな様子を見て、「負けたんやからな…嬉しいわけないわな…」

「総北!優勝!総北!優勝!」と掛け声を出しながら入ってくる総北メンバー。手拍子を要求されたので応える客席。「総北!優勝!立役者!」で小野田が前に出される。客席の手拍子が止んでしまっていたので、拍手を要求する金城。応える客席。今日は小野田の練習ルートを走る。小野田の家に行ったらお母さんが手ごわかったという話をする鳴子今泉。鳴子も今泉も立ち止まるから先輩方がおいっ!て感じのしぐさをする。今泉「アニメ研究会のサイクリングだと思ってるんですよ」小野田「説明したんだけどねぇ…」鳴子「小野田くん、アニメ好きやから!」金城「そいつは…(サングラスカチャッ)厄介だな!」小野田「そr」金城「ちょっと待ってくれ!なんか…このあたりから…町の人たちが『厄介だな』といいたそうな雰囲気を感じる」鳴子今泉からつっこみを入れられるが押し切る金城。「みなさん、『そいつは』\カチャッ/あ、ちょっと待ってくださいすみません(音響に謝る)このくだりが一番厄介ですよね、すみません(客席に謝る)もうちょっと待ってね(後ろでペダリング続けてる3人に謝る)」ややぐだるけど、最終的に無事コーレスできた。その後、巻島と田所もペダリングを止めてて小野田「あ、あれ?走ってるの僕だけ???」

コースのゴール地点はアキバ。パズルライダーの人たちが風景描写するんだけど、1人めっちゃミュージカル系の歌ウマな人いた。神田川が近いのでカモメもいます。きょどる巻島、手と足が同時に出る金城、ひたすら地面だけを眺める田所。メイドさん(植ちゃんきたむー)に英語で話しかけちゃう田所。坊主フィギュア(みずき君)を金城さんにあげる小野田。金城「キャラってなんだ!キャラって!!」ヒメヒメのCDジャケット(桝井)を田所さんに見せる。巻島にはクモのぬいぐるみ(安里龍ちゃん)を10個くらい。これは小野田から先輩へのプレゼント。はけるときにそれぞれがそれぞれのプレゼントちゃんと持ってはけるよ。

そのことを電話で東堂に話す巻島。そして、自分たちの勝負はまだついてはいないのではないかと言う。東堂はIHでは自分の勝ちだと明白だっただろう、納得いかないなら今年の他のレースでまた競い合おうと言う。それに対してはっきり答えない巻島。

東堂は黒田と真波を連れて山コースを走る。真波が明らかに走り方が安定していない。そのことについて黒田が叱咤激励する。最終的に東堂が1番にゴールし、後輩たちに超えるべき高みを見せつける。その頃巻島と小野田も2人で走っている。たしかここでまた歌が入ったかな。

巻島が9月にもう海外に行ってしまうことを知らされるメンバー。巻島は部室のトロフィーを眺めて、メッセージを書き直す。ちなみにこの時ペンの音がうるさい。そこで入ってきた小野田を山に誘う。小野田は別メニューでまだ知らないから、一度誘いを断る。でも何か感じて、やっぱり一緒に行く。 山を登ってる途中で、客席に降りてきます。そこで巻島「風の声が聞こえるッショ!風も『楽しい』って言ってるッショ!小野田!聞いてみるッショ!」小野田「楽しいですかー?」\…たのしー/巻島「なんかばらついてるな…もう一回!楽しいかー?」\たのしー!!/このやりとり全部客席。

ドラム缶(滝川)とその中の木炭的な何か(郷本)で暖をとる東堂と真波。それでもまだ寒いというとドラム缶が「温めてやろう」と言ってパントマイムのようなことを始める。フンッと何かを投げるようなしぐさをした後、「太陽を2cm近づけました」会場拍手。そこに小野田がやってきて、小野田と真波で競争しろという東堂。2人の競争中、ロックな音楽が流れて会場も手拍子。東堂さんが楽しそうなのでなんでもいいです。

出発直前の巻ちゃんに電話をかけ、勝敗がついてないということがどういうことかわかったと伝える東堂。電話を切ってからの東堂の独白が好き。ここでまた歌が入る。パート分けが先輩と次世代組なのよね。

机が運ばれてきたと思ったら、私服の金城福富が出てくる。模試試験会場らしい。今までのセリフをパロったやりとりが楽しい。金城は福富を助けるのに福富は金城を助けようとしなくて、「闘志がメラメラ」「視線がバチバチ」と繰り返しながら2人はドラム缶と木炭に。山を下りてくる小野田真波にどっちが勝ったか東堂が尋ねるが、雪のせいで頂上まで行けなかった。一同ゆっくりずっこける。

ここからは3年生卒業後って設定だと思う。田所がパンの配達をして、今泉が鳴子にオールラウンダーになるように言って、水田が後輩に自慢して、小野田に真波から電話がかかってくる。真波はアキバにいるんだけど、アキバの様子を表現する人たちが若干ユニフォーム感を残したままだった。

真波に会いたくてアキバまで来た小野田だけど、当然もう真波はいない。ちなみにこの時は完全にみんなユニフォーム姿だった。羽が散った、と思ったらそこに真波のボトルが。福富は黒田を大学の練習見学に誘い、金城は荒北(エア)と再会し、東堂は巻島に電話をかけてIHを見に来るよう言う。

記憶違いとかど忘れとかあるけどまあこんな感じだったはず。

カテコでは東堂の挨拶もそこそこに、「ミュージックスタート!」でヒメヒメがかかる。鳴子の「アームリフレクター持っとるかー?」にぱらぱらと\もっとるよー/私これ知らない…サイリウム持ってる人は1階席だけで4分の1くらい?まあそれくらいだよねって感じの人数だった。途中でもっくんの様子おかしいなーって思ったら振り間違えたみたいね。本人曰く4階席まで見ようとしてたらしい(Twitterより)

ダブルカテコでは総北がみんなで電車しながら入ってくる。さっきのヒメヒメについてもっくん突っ込まれてたww最後にちゃんともが「また来てね!」って言いながらはけてった。

 

公演時間は回によって前後するって注意書きあったから心配してたけど、ちょうど2時間半くらいで終わった。誤差は+5分以内。さすがに休憩なしでは後半お尻痛かった。

全体的に次世代編を匂わせてるなーって感じた。クライマー2人が自分たちの勝敗の決着を後輩に託すとことか。途中であったセミのくだりも、後輩の成長がテーマなのかな?とか考えてた。小野田も変わったしそろそろストーリー上でもキャスト上でも次世代来るかな??