備忘録

レポ、感想はニュアンスで書いています。間違っていることもあります。

演劇ドラフトグランプリ

アリーナ南後列

会場に向かっている新幹線の中でランブロも推しの個ブロも売り切れたのを見て悲しみのスタートだった。うちわは買った。うちわどう使うんだろうね?


アリーナ南ブロックに審査員席があったので、センターステージとはいえこっちが正面かな?と思ったけど最終的にどこが正面というのは無かった。
ただ審査員の方が話してるときキャストみんな話してる人の方見るので必然的に南側にいるとみんなの顔が見れた。
でも後から感想見てる中で「審査員の人も涙ぐんでた」みたいなの見かけて、演劇観てるときの審査員の反応も見たかったな〜とは思った。南側だと審査員の顔見れないので。


OPの各team紹介映像のBGMでなんとなくチームの雰囲気感じ取れた。
ID Checkersは熱い感じ、劇団『打』はダークな感じ、超MIXはスタイリッシュ、劇団『ズッ友』はポップ。
OP映像の最中に後ろを人が通る気配したなあと思ったら審査員の皆さんだった。

ご本人たちも言ってたけど、少年漫画雑誌3つの編集長が揃ってるのレアすぎる。裏での会話聞きたい。

各team入場のタイミングでうちわ持ってみたけど周りに持ってる人ほとんどいなくて、目視で見れる範囲のスタンド席にも数えるほどしか見えなくて、ここじゃなかったんか…?と不安になった。まあ結論から言うとうちわに関してはずっとそんな感じで正解がわからないまま終わった。

他teamは座長だけがマント着てたんだけど、劇団『打』だけ全員フード被ってたので何?と思った。後で答え合わせが来ます。
超MIXはこの時点ですでにちょっとメイクしてて人外系で来るんだなとだけわかった。

座長達のコメントの中で流司さんが「2年前から準備してきました」と言ったり染様が「観客の皆さま美人揃いで…審査員の皆さまも美男美女で……」とゴマすりながら手元でもゴマをすってたりして面白かった。

着替え待ちの間、ルール説明があるんだけどやっぱりプデュの現場評価みたいだなとぼんやり思ってた。
舞台裏のしゅんりーさんと中継繋がってたんだけど、この時点だとキャストみんな準備に忙しくて来てくれないのでしゅんりーさんが「僕話すことないんですけど」と言い尾上さんに「初めましてなんですけどすでにポンコツ感出てますね」と言われてた。


トップバッターのID Checkers。
このタイミングで作品タイトル発表された。
中屋敷さんで「キセキの男たち」と来るとバスケ選手達がよぎる。
そもそもどこから登場するんだ?と思ってたらアリーナ後方全方位から客席通って舞台に駆け上がってきた。
野球のユニフォーム姿だったので私の予想大当たりじゃん!!!とテンションぶち上がり。
ちょっと正確な言葉は覚えてないんだけど「キセキ」と韻を踏んだ言葉を全員が順番に言ってくやつ。少年漫画第1話の冒頭でよくあるやつ〜!
輝山くん演じる知恵塚高校の「キヤマ」くんがホームランを打ち、ドラフト全球団1位指名を得る正に奇跡の男!って始まりだったから輝山くん主役のサクセスストーリーかな?と最初は思った。
でもその後は愛泥高校のフウマとリョウタロウと監督の話になっていくからフウマが主役だったんだ〜とそこで理解した。
最初にフウマが負けるシーンを持ってきたのは、こっから努力してその未来を書き換える演出かな?とかタイムループを繰り返して結末を変えるやつかな?とか展開を予想するの楽しかった。
あらまっきー演じる謎の赤マントの男の正体がわかったとこでやっぱSF展開じゃん!当たった!とまたもやテンション上がってた。
萩野監督のロン毛・無気力・片手に飴ちゃんのキャラ立ちとか、熱すぎるくらいのキャッチャー、幼馴染でずっと勝てない・でも対等に見てくれるライバル、とかいういかにも少年漫画チックなキャラ達と展開で、あらまっきーのコメント通りすごく良い読み切り漫画だった。
ラストに冒頭と同じシーンが出てきて、そこに含まれる意味合いが冒頭とは明らかに違っているという演出もとても好きなやつ。
役者の入りはけが一番多いチームだったと思うけど、それによって場面の移り変わりがわかりやすかった。
最後にみんな1列になってはけてくの仲良くて好き。

審査員の方が少年漫画的目線で見てたのでやっぱりこれは少年漫画だよな〜と思った。
そう思うほど正直展開が読めてしまうんだけど、20分という短い時間かつ1回しか観れないという制約を考えるとこの脚本演出が明快で気持ち良い。
それに審査員の方も言ってた萩野さんの振り向いたときの優しい表情とか、各々の表情がとても良くて一人ひとりしっかり見直したい!という気持ちになる。
特に定本くんの表情がすごい良かった。舞台裏インタビューでは泣いてないって強がってたけど絶対泣いてた。
舞台裏インタビューの中で、赤澤くんと定本くんはこの演劇ドラフトのために髪切ったという話もしてて、たった1回の20分のために!?と驚いたけど、それだけ気合い入れてるんだなあというのが伝わった。
あと、センターステージ上で野球のボールという小さいボールを、キャッチボールだけじゃなくて普通にそれなりのスピードのある投球もするというのはかなりチャレンジングだなと思ったし、それが成功してるというだけで観てる側としても達成感のようなものがあった。河川敷の練習が実を結んで良かったね。


そして2チーム目、劇団『打』。
タイトルは「林檎」。この時点で✝禁断の果実✝系だなと察した。
いきなりミサっぽい感じで始まるし、マスクして下向いてるからどれが誰かわからんし、観客に向けて「声が聞こえたら手を挙げてください」って呼び掛けてくるし、最初は頭の中「?????」状態だった。
デスゲーム系か?それともこっから一転してコメディになる系か???
ていうかあれ手を挙げたほうが良かったんですかね、挙げなくて良かったんですかね。
「優勝してえー」「何からやる?まず自己紹介?」みたいなつぶやきが聞こえた時にお、こっからコメディ来る?と思ったら一瞬の笑いどころだっただけで元に戻った。
高木さん演じるMCの説明で4つに分断された国の話し合いなんだなとやっと理解し、でもやっぱりどれが誰かわからん〜と思ってたら「彼はルー、リュウの名を持つもの」と金髪を指差したので、これが流司さんで"リュウ"ってことかな?と思ったしもう一人を指差して「18の数字を持つもの」と言ったから18歳の野島くんかな?と思った。(後で調べたら野島くんは19歳だったけど18日生まれだったからそっちか?)
実際喋ったときの声もそう思った通りだったんだけど、その後マスク取ったら野島くんだと思ったほうが流司さんだったので、あれ?間違えた?と焦った。
でも「俺とお前は表裏一体」みたいなこと言ってたから入れ替わり演出なのかな?とも思った。入れ替わり演出だった。
しかしこれ、流司さんのこと知ってるので声と紹介で流司さんとわかるけどそうじゃなきゃわからない。例えばこれが小西くんと野島くんの入れ替わりだったら私は彼らに詳しくないので気づけた自信が無い。
小西くんは「8の数字を持つもの」(エイトだから?)鯛ちゃんは「魚の名を持つもの」だった。具体的な役名は覚えられなかった。
このメンツ揃えたら殺陣あるっしょ!と思ってたので予想通り殺陣始まって鯛ちゃんのアクロバットもあって最高。ただ日本刀での殺陣を想像してたのでライトセーバー!?という驚きはあった。
りんごは花言葉を取り入れてたね。「選択」とか「革命」とかそんな花言葉あるんだ〜と思ってみてたら「革命なんて花言葉はないよ」と来て無いんかいと内心ツッコミを入れてた。
予想では誰か死ぬ展開だろうなと思っていたけど、まさかバタバタ死んでいったと思ったら死んだと思った?死んでないよ〜でどんどん勝者が入れ替わっていくし最終的に全員生きても死んでもいなかったホラー展開だった。
あれ、誘拐して全世界AI化計画でもしようとしたんですかね?

こっちのチームはみんなバラバラの方角にはけていったけど物語的にそうだわな〜と。
個人的に思想バトル物好きではあるんだけど、いかんせん20分の中で全員の思想を理解しつつ落とし所を理解するのは難しい。裏切り展開が早すぎて「結局どことどこが手を組んでたんだっけ…?」の理解も追いつかないのでこれは普通に1,2時間の劇が良い。もしくは複数回見て少しずつ理解しなくては。
複数回観れば冒頭の入れ替わりのとことか、鯛ちゃんと小西くんの兄弟関係とか、新しい発見はたくさんあると思う。しかしこれは1回限りの演目なので。
兄弟シーンは兄弟に思い入れを感じるには観客として体感したエピソードが無いし難しい。
西田さん作品に慣れてる人からすると西田さんの演出の流れの癖からわかるとこもあるのかもだけど、私はあまり観たことがないので「??」が残ったまま終わってしまったのでちと残念。
流司さんの気が狂ってそうなやべえ声と目は好き。
あと演目とは全然関係ないんだけどこのあたりでパイプ椅子辛くなってモゾモゾと集中できなくなってきた。のと、周りの人たちわりと演目終わって審査員コメントのタイミングでトイレに走ってた。休憩無しの2時間半をパイプ椅子ってけっこう辛いのですよ。


3チーム目は超MIX。
タイトルは「Luda リューダ」
衣装とメイク一番凝ってた。私どまつりの民なので、ああいう感じの衣装着てああいうメイクしてああいう世界観で踊るのすごい親近感ある。
そして小道具無しの身体一つでの演技。パフォーマーが揃ってるもんね。
このメンツならバトル!それも肉弾戦!と予想してたからめちゃくちゃ戦ってくれてアクロバットしてくれて踊ってくれてそれだけで結構満足。
物語としては最初に洸くんが世界観を説明してくれたのでオリジナル世界でも取っつきやすかった。でもそれを説明してくれた君は誰?ずっと舞台上にいるけど。ってなってしまったので謎の人物は扱いが難しいね。
世界の中心は周期的に変わるもの。現在は東側に世界の中心があるが、そろそろ西側に変わる時代になってきた。それでも東側を治める蛇神(福澤くん)は中心を動かす気は無く、人間たちをあの手この手で誘導しようとし、西側を治める龍神(礼生くん)と対立する。みたいな話と認識した。あってる?
福澤くん初めて観るんだけど嫌らし〜い演技が様になってた。最後の挨拶で「僕自身はあんなやつじゃないですからね!」って否定するくらい様になってた。
ラストの「走れ!」のとこで叫んだ瞬間髪の毛から汗がバァッて飛び散るの映像として美しい。
寺山さんはかなり走ってたし踊りもやってたのでけっこうな運動量だったよね。
最後の挨拶でも言ってたけどコメディ枠アピールしてたのにコメディじゃなかった。
ただチーム内最年長ではあるけど演劇ドラフト内ではさっきの劇団『打』でアクロバット&殺陣してた鯛ちゃんの方が年上だったりする。

そしてここは明確なエンドを提示せず投げかけるタイプの終わり方だった。
はけも各方角へバラバラにで、洸くんが最後に一人残ってステージに一礼してたのが印象的だった。審査員や観客にというより、ステージへの一礼。
審査員のコメントにあった「画力の高い漫画」という表現がとても的確だなあと思った。
衣装とメイクにこだわり、持っている個々人の技術をふんだんに取り入れた作品だった。
5人じゃなくてダンサーも含めた大人数でやったらバトルシーンとか超楽しそう。
ところでテーマの「虹」ってどこだった?と思って感想見てたら照明が虹色だったらしい。気づかなかった。私のミラーボール予想微妙に当たってんじゃん。


そしてトリは劇団『ズッ友』。
タイトルは「天を推し歩く」。「おし」かと思ったら「すいし」だった。
登場即唐橋劇場。コメディチックなテンポと勢いで進んでいって速!!となるけどそれのおかげで伊能忠敬の物語であるというのがすぐわかる。
でも実は伊能忠敬の物語であるとは誰も言ってないんですよね。ただ日本人の一般教養として日本初の地図=伊能忠敬は根付いているので問題ない。
それでも伊能忠敬がどんな人物たちとどうやって地図を作っていったのか、そして志半ばで亡くなった、ということまでは一般教養ではなく雑学になるので意外と知らない人も多く、展開がドラマチックになる良い塩梅のテーマだったと思う。
衣装が洋服なので史実とは違う伊能忠敬物語になるかな?と思ったけど普通に伊能忠敬物語だった。
この演目はとにかくテンポが良かった。
後で流司さんも言ってたけど1時間くらいの演目分の台詞を20分に詰め込んでいるのに、全く聞きづらくなく頭に入ってくる唐橋さんの技術の凄さよ。もちろん全員凄かったのは大前提なんだけど、演劇ドラフトグランプリのMVPは個人的に唐橋さん。
その唐橋さんとの掛け合いが一番多いのがチーム最年少の野口くんなのも良いよね。勘当されそうになった息子のシーンの野口くんめちゃくちゃ良かった。るひまに欲しい。ていうか「天を推し歩く」が年末るひま的なテイストだったので好み。
染様の眼鏡姿普通にかっこよすぎて好き。
中盤で高橋先生亡くなってちょっとホロリとしそうになったのに(この時点でホロリとなりそうになるくらい入り込めてるのすごいよね)秒で再登場して「息子です!」「えっそっくり!」がおもしろすぎる。
染様が勢いで人を笑わせようとするときのかっぴらいた目好き。
ここでわりと会場が笑いに包まれた状態で無理に話を進めずいい感じに落ち着いてから始めた松井くん上手いな〜と見てた。
伊能忠敬と息子がステージ走り回るとこ、さっきの超MIXでチーム内最年長が走ってることいじられたばっかだったので最年長走り被りじゃんと笑ってしまった。これ超MIX→ズッ友で良かったね。ズッ友は笑っていいシーンだけど超MIXのランニングはシリアスだったので。
ラスト、伊能忠敬が亡くなって一行が遺志を継いで地図完成させるとこ普通に泣いたし、天の星を見上げると広がった地図が見えるという演出が美しすぎる。

このチームは最後に「ズッ友でした!」と言ってみんなで1列になって帰っていくのでズッ友かわいい〜となった。
モーリーさんが自身が大河でペリー役を演じたことに絡めてコメントしてて、なんとなく目が赤く見えたのでモーリーさんも泣いたのかなあと思った。
あとクロミちゃんのコメントが思いの外良かった。一歩ずつ歩いて地図を作った伊能忠敬みたいにクロミちゃんも世界クロミ化計画を一歩ずつ始めていくんだって。

冒頭で「応援しているから投票するのではなく、純粋に良いと思ったとこに入れてほしい」を全員がやるなら間違いなくズッ友が優勝でしょと思った。
ちなみに応援しているからで投票したら、グッズの完売の速さ的には超MIXなのかなと思ってた。
これはプデュの現場評価にも通ずるものがあるけど、どうしたって応援しているとこに入れたい人もいるし、応援している人はいるけどそれでも抗えない魅力を感じてしまうこともあるのですよ。


この後投票タイムになって、ポストカードのQR読み込んで投票するんだけどみんなが一斉にアクセスしてるせいなのか全然ページが開かない。
焦ってあわあわしてるうちにズッ友のインタビュー始まったけど焦りすぎててまともに聞けなかった残念。
周りの人たちが少しずつ投票完了してスマホしまっているくらいでやっとページ開いたので投票できた。
ちなみにID Checkersにしました。ちょっとの推し贔屓と、純粋に少年漫画展開な作品が好きなので。


審査員の方のコメントの中でわりとセンターステージに注目したコメントがあって、中でも「こういう構成の劇場があると良いな」みたいなこと言ってる方もいたので円形劇場ブーム来る!?
舞台裏インタビューで座長陣+寺山さん+唐橋さんの話があって、各劇団何をやるのか言わずに進めてたらしい。
と言っても稽古場が同じで時間が違うだけだったのでID Checkersなんかは入れ代わり時の小道具だけでだいたいの演目バレバレだったらしい。
唐橋さんは本当はあらまっきーとかに話しかけたかったけどなんとなくお互い内容秘密にしてるのもあって話しかけれなくて、終わってやっと話せるのが嬉しいとか。


結果発表はサプライズゲストから。
誰?誰?と思ってたら上川隆也さんだった。えっこの結果発表だけのために?
最初センターステージで客席各方向を見るように座ってたキャスト+演出家陣が、上川さん登場でガタガタと椅子をひっくり返してみんなして中央の上川さんを見上げてるの絵面がおもしろすぎた。上川さんもちょっと戸惑った感じだったし司会の尾上さんも苦笑いしてた。
コロナ禍でこういうイベントを行えることの話をしつつ、ゲネプロまでやった舞台が中止になった経験も話されてた。私が観に行った魔界転生も体調不良で出れないキャストもいたし、ね。
そしてグランプリ発表。劇団『ズッ友』だった。納得の結果。キャノン砲あったのは驚いた。
演出家の松崎さんがコメント求められたとき、真っ先に「18歳のときビデオで上川さんの舞台を観て、そこから演劇を始めて、いまこの現在地にいます」と演目とも絡めつつコメントしててエモエモじゃんとなった。上川さんもそれを聞いて深くお辞儀してた。


最後に各キャスト・演出家から一言ずつ。
赤澤(遼)くんが「裏話なんですけど、優勝旗けっこうお金かかってるので、1回だけだともったいないと思うんです」と第2回開催を狙ってた。
中屋敷さんがグランプリ取れなかった悔しさを話しつつ演目に絡めて「武道館の土を持ち帰ります」と言ったらチームみんなで床の銀テかき集め始めたのめちゃくちゃおもしろかった。
福澤くんは「嫌らしい役やったんですけど、僕自身は違いますからね」と弁明しながら客席に詰め寄ってておもしろかった。
後藤くんは「鰐神役でしたけど顎関節症です」と謎アピールしてた。
植木さんは「ダンスコンテストだったら優勝間違いなしなんですけどね」「高野洸に指名されただけで僕的にグランプリです」「これからもヒプノシスマイクをお願いします」と自由だった。ヒプノシスマイクのとこは洸くんが一番焦ってた。
洸くんは「えんしつ…えんしゅ……演出家が言えないのヤバいっすね」と"演出家"の単語と格闘してた。
松井くんは「ズッ友名付け親です!負けたらお前のネーミングセンスのせいだと言われました」と話しててグランプリ取れて良かったねえとなった。
野口くんは緊張しすぎて飲み物も飲めなかったらしい。
唐橋さんは「私が一番暇なので良い役貰えました」と話してみんなにいやいやいやと言われてた。
あとあらまっきーに「この景色って最初から想像してたの?」と聞いてて、てっきり「ここまでとは思ってませんでした」とか言うと思ったらあらまっきーが「まあ、あらかた……」と答えるので笑ってしまった。
尚もあらまっきーに話しかけようとする唐橋さんを染様が抑えてた。
染様は「演劇って生活に必要なものではないですけど、でも、あった方が絶対良い!」と力強く言ってた。
ズッ友たち、お酒飲みながら演劇談に花を咲かせてそう。
そもそものシアコンの発足がこのコロナ禍において演劇を続けていくことだったからなんだろうけど、各者の話が単なる演劇の新しい試みって話じゃなくてコロナ禍と演劇という観点からの話になっていた。
むしろコロナ禍でなかったら演劇の新しい道というのを模索することもなく、演劇ドラフトも行われなかったのかなと思った。

最後に演者+演出家たちがセンターステージをぐるぐる回ったのでここでしょ!とばかりに久しぶりにうちわ取り出してお手振りもらった。中屋敷さんがちゃんと銀テ握りしめてるの見てまた笑っちゃった。
全員が退場して審査員の方も退場して、EDでは稽古写真が流れてた。ちゃんとは見れなかったけど脚本演出以外にも振付とか、チームごとに携わっているスタッフさんいた。

ED終わってもしばらく拍手してたらもう一度登場してくれた。
ただ何人かきょろきょろそわそわしてて「予定してなかったので……」とちょっと戸惑ってた。

終演後のアナウンスで規制退場のお知らせとかと合わせて「会食等はお控えいただき……」ってアナウンスが入ってた。おうちに帰って2週間健康に過ごすまでが演劇ドラフトグランプリです!