後方センター
これのためと流司さんのサスケを見るために直前にチケット買って行ってみた。
原作知識は、世界観とキャラクター設定とだいたいのあらすじを知っている程度。
前作はライビュで見ていた。
相変わらず映像演出がすごかった。前回はアクロバットをふんだんに使ってそこでカバーしきれない表現を映像でやってる印象だったけど、今回はアクロバット控えめだった。それでも他の舞台に比べれば多いけど。
サイとか絵を描くとき映像と綺麗にリンクしてた。今回席がセンブロだったおかげで映像は全部綺麗にはまってた。サイドだとどうなんだろね。
そして相変わらずミュージカルかな？ってくらい歌が多かった。良知さんやっぱ上手い…。
流司さんの歌唱力上がってた気がする。サスケ声の低音で話すとき、前は絞り出すような声だったのが、自然な感じになってた。そして刀ミュでずっと歌ってたおかげか歌自体も上手くなってた。
立ち振舞もサスケっぽくなってた！前は上目遣い多めで、個人的には警戒心の強い猫みたいで好きだったんだけど今回は見下ろすような目線が多くて、作中のサスケの変化とも相まって超サスケだった。
きたむーのサイはね、腹筋が素敵だった。演技は良くも悪くもきたむーだなあって感じ。
広大くんの演技も良くなってた！前は観る側の私の問題もあってどうしても金ちゃん感強めに感じてしまったんだけど、今回はちょっと大人になってた。広大くん自身が大人になったからってのもあるだろうし作中でも月日が経ってるわけだから良い塩梅だった。
ただなあ、ストーリーがわかりにくかった。私が字幕メガネに気を取られてたってのもあるけど。キャラが多い割に活かしきれてないし、無理やり2時間半に収めようとしてあちこち端折ってるし、何より人が死ぬ場面がわかりにくい。
その後の展開とか台詞から「あ、死んだんだ」ってなる。原作を読んでる人は何ら問題ないだろうけど、未読者には難しい。
演者1人1人の技術はめちゃ高いし細かい演出なんかは凝っててすごいなーってなるのにつなげられてないの惜しいな。
あと登場シーンの偏りすごいよね。後半しか出てこないキャラいるし、君台詞あった？って子もいるし。まあきっと続編で出番があるんだよね。続編が無きゃおかしい感じのストーリー展開だった。
あ、あとカテコ歌って客降りでカブトさんがめちゃ人の良さそうな笑顔で歩いてくるんだけどカブトさんなので胡散臭さもあってハイタッチ求めちゃいけなさそうな雰囲気。ていうか全体的にハイタッチとかしない感じの雰囲気の客降りカテコだった。
